【単語帳をつくるだけで疲れた人へ】英単語から離れた英語学習法でテスト攻略

【単語帳をつくるだけで疲れた人へ】英単語から離れた英語学習法でテスト攻略

「英単語をひたすら覚えなさい!」これが周りの口癖です。とにかく英語は単語の構成だから単語だけを覚えるということは確かに理にかなっている感じがします。しかし、単語を覚えなさいといっている人間のは果たして英語を使いこなしているのでしょうか?さらにテストの点数はよかったのでしょうか。以外に英単語だけを知っていてもテストの点数は上がりません。英語の点数を効果的に、しかも簡単に上げる方法が実はあるのです。あることを毎日数分行うだけで、あなたのテストの点数は数倍にもアップするでしょう。

まずは自分の実力をしっかりと把握しておきましょう。

今、あなたの英語の実力はどれくらいでしょうか?100点満点のテストで80点のレベルでしょうか?それとも60点?はたまた赤点の40点以下でしょうか。もし仮に20点でも安心してください。私も学生時代は英語の実力テストで19点だった記憶があります。今回あなたのテストの点数を聞いたことはあくまでも、今後のテストと比較するための点数ですので気にしないでください。ただ、今この時点でのあなたの点数は今頭に思い描いた点数であるということを忘れないでください。

まず英語のテスト範囲になるであろう教科書の範囲を予測

すでに教科書において、テスト範囲が知らされている場合はそのまま次の段落に読み進めてください。まだテスト範囲が知らされていない人は、この部分をしっかりと読み込みましょう。ではテスト範囲となるであろう部分を予測するために必要なことは、前回のテスト範囲の終了地点を知るということです。

前回のテスト範囲が、教科書の第何章でおわっているのか?ということを思い出してください。もしくは前回のテストを引っ張り出してきましょう。そうするとみえてくるのは、次のテストの始まりの部分です。前回のテスト範囲の次からが、次のテスト範囲の始まりであることが予測できます。さらに前回のテスト範囲は、教科書の物語何話分だったでしょうか?2つの物語が範囲であれば、次も2〜3物語分が範囲であると予測されますので、その部分をしっかりと勉強していきましょう。

英単語帳をつくることをまずはやめて、発音方法を知るためにしておくこと

テスト範囲がわかったら、範囲部分の長文を音読しましょう。ただ音読するのではなく、極力ネイティブの発音に近くなるような発音をしておきましょう。学校にALTのような海外からの先生がきている学校であれば、その先生を捕まえて教科書を音読させましょう。この時に録音することを忘れないようにします。その録音した音を自分の耳に慣れさせましょう。

途中わからない英単語があった場合も同様です。わからない英単語に線を引き、先生に発音をならいましょう。録音することが一番ですが、難しい場合はカタカナでもよいでしょう。最近はグーグル先生に聞くという方法もあります。わからない単語はグーグル先生にきいて意味といっしょに発音も学びましょう。

毎朝・毎晩時間がある時にひたすら声に出して音読を繰り返します

長文すべての発音方法がわかったら、次はひたすら範囲の長文を読みまくります。ただひたすら読むのです。飽きても読みます。目安としては、暗記ができているというレベルまで読み続けるのです。この時に注意してほしいのは、暗記をするというのが目的ではありません。すらすらと言葉をつまらせずに音読ができるようになるということが重要なのです。

ある程度音読になれてきたら、ネイティブの先生が発音していた音と聴き比べてみましょう。まだ違うところがあるはずです。ネイティブの先生になりきって、演劇のようにただひたすら音を真似る事に集中しましょう。そうするとある現象がおきてくる事に自分で気づくことができるはずです。

音読して理解し始めるという不思議な出来事を体験

長時間、もしくは長期間にわたって同じ文章を音読し続けると、面白い現象がでてきます。それは、発音している英語の意味や情景が頭の中に思い描けるようになってくるのです。物語であれば、物語の主人公になっているときがあります。史実であれば、空の上から史実を眺めているような錯覚を覚えます。つまり耳から入ってくる音が、自分の頭の中で意味を持ってくるようになるからです。

Sounds Goodで英語を覚えていくことの重要性

頭の中で、音が意味を持ち始めるということはつまり自分の頭の中で「音=意味」となっているということです。この音と意味が一致するようになると、英語を自分の言葉の一部として理解することができるようになるということです。しかも長文で発音練習をしているのであれば、それは単語としての音ではなく、文や段落といった塊で音を理解できるようになってきます。つまり、長文の中の1文がテスト問題になり穴埋めしなさないという問題が出題されたとしても、頭のなかでofが入るのか、toが入るのか、それともatが入るのかという部分も、どの単語を当てはめたほうがSounds Good(聞こえがよい)かということで答えを選べるはずです。