【ビジネス英語初心者にすすめる】ビジネス英語の7つの目標設定方法とは?

【ビジネス英語初心者にすすめる】ビジネス英語の7つの目標設定方法とは?

会社に勤めだして、「英語がそろそろ必要になってくる」と感じているひとも多いのではないでしょうか?5月が過ぎ6月の梅雨の時期に、考え事は増えてくるものです。曇り空の中、雨音が人を思慮深くさせるのかもしれません。社会人になって英語の重要性を学んだ、今だからこそ本気で始められる実践で使える英語の勉強をここからはじめていきましょう。本気の英語勉強をするために、ビジネス英会話初心者が知っておくべき7つのマイルストーンの決め方・設定方法についてご紹介していきます。マイルストーンを決めて、一歩ずつ確実に成長していきましょう。

目標設定:マイルストーンを決めるマイルストーン

まずは、何事も目標設定・ゴールが重要です。最終的に、あなたはビジネス英語を勉強するうえで、何を行いたいのか・何をしたいのかということを明確にする必要があります。それは、目標に応じて勉強する方法やスタイル、スケジュールなどが大きくかわってくるからです。例えば、社内におけるTOEICの点数をクリアするためにビジネス英語を学ぶのか、海外事業部への移動を希望するためなのか、それとも海外支社への転勤をするためなのかをまずは明確にしておきましょう。

 

ビジネスマンであれば、プロジェクトにおける KPIやKGIなどの設定がいかに重要であることを知っていることと思いますが、実際仕事を離れてしまうとついついこの考え方を忘れてしまいがちです。まずは、自分が進むべき道標べをしっかりと設定し、目標達成に臨みましょう。自分のビジネス英語にKPIと KGIの設定をしてしまいましょう。まず学習する目的・目標を設定するということ自体が、英語学習スタートにおける最初のマイルストーンとなります。

TOEICの点数を段階的な目標に設定する

目標・目的を決めることがマイルストーンと言いましたが、英語の必要性にかられてという方であればまずTOEICの点数を自信のマイルストーンの指標とするのが良いのではないでしょうか。実際ビジネス英語で欠かせない日本社会での指標が、このTOEICの点数になります。

一方で海外にいくとこのTOEICの点数がどれほど役に立たないものなのかを実感しますが、日本社会においてTOEICは個人の英語能力をはかる物差し・定規として重要な役割を担っています。特に社内における目標数値がある場合には、その点数をマイルストーンの一つにしてみてはいかがでしょうか?

出典:TOEIC® Listening & Reading Test 公式データ・資料

以上からも年々、TOEICテストを受けている人が増えてきておりますが、平均点はさほど変わっていない状況であるようです。ではいったい何点を目標にすればよいのでしょうか。社内で海外出張希望基準点などがあれば、その点数が必要ですが今自分の点数がどの地点にいるのかを把握できていなければ高い目標なのか近い目標なのかもわかりません。

まずは平均点ベースをこえるという目標、つまり500-600点あたりを目指してみるのもよいかもしれません。

もし今回TOEICを初めて受けるという人がいれば、TOEICを3回受けるというスケジュールで受験することをおすすめします。TOEICは高校受験や大学受験のように、年に1回しかうけられないわけではありません。1回目で自分の位置を知る・もしくはTOEICってどんな雰囲気かを知るという目的でうけることをお勧めします。

そして、1回目の点数が出た段階で2回目のテストを受けることが好ましく、実際2回目で希望の点数が取れればよいのですが3回目までを自分の保険として受験してみることで2回目のストレスなく実力を発揮できるはずです。私自身、3回目があるからと2回目のテストをリラックスして受けた結果かなりの点数を取ることができたので3回目を受験しないですみました。(ちなみに当時の点数で875点です。満点ではないですが・・・必要最低限とれればいいんです。)

英語で喋れる友人をつくるというマイルストーン

英語で会話をする友人をつくるという目標設定をすることも重要であるかと思います。今まで、英語というものに触れてこなかった、もしくは避けてきた人にとって、英語で話せる友人をつくるというのは以外と難しいミッションかもしれません。

この英語で話せる友人というのは必ずしもEnglish Nativeでなくても構いません。同僚や同期などと一緒に英語を話すという目標をもった人どうしであれば、祝日などにBBQを開催しその間は英語のみの会話を行い、日本語を話したら罰金という形で、支払われた罰金は次回の開催費用にまわすことができます。日本人同士で英語を話すのは抵抗があるかもしれませんが、海外では日本人同士でも英語で会話するときがありますので、是非とも日本人同士でも英語ができる環境づくりにトライしてみてください。

どうしてもEnglish Nativeと話がしたいという人であれば英会話スクールに通うことをおすすめします。以外と英会話の教師は、プライベートでも年が近ければ飲み仲間にもなってくれますし教師の友人はEnglish Nativeである場合がほとんどです。是非お金に余裕がある人はためしてみてください。オンラインでのグループは大抵日本人ばかりの集まりになってしまい、あまり英語を学習できる環境でないことも多くありますのでビジネス英語であれば教室に通うことをおすすめします。

英単語を00個覚えるということは短期目標設定として活用

あまりおすすめしませんが、分かりやすい方法として決められた期限までに単語をいくつ覚えることができるかということを目標をもつのも一つの方法です。短期的な目標設定につかえるので、便利ではあります。例えば、今週中に20個の新しい単語を覚え、今月までには、100個の英単語を覚えるという目標設定方法です。

このマイルストーンは、TOEICの点数が目的・目標であるかたにおすすめです。大抵の目標点数を獲得するのに必要な単語数というものが参考書には記載されておりますし、Google先生で確認しても必要単語数や種類などを教えてくれるはずです。その単語を短期的・集中的に理解し覚えることで目標達成の近道になるはずです。

5.英語でできる行動範囲をリスト化してみる

ビジネスで英語を使うシーンをリスト化・ブレストをやってみましょう。ビジネス英語を勉強したいということであれば、かならずそう思ったきっかけがあるはずです。TEOICの点数が給与に反映されるからとか、自分の希望する部署や海外勤務に英語能力が必須であるなど様々です。つまりこれらの目標設定を達成するために必要なスキルはなんなのかを洗い出していくことで、英語学習のマイルストーンを設定することができます。

例えば、とっさの英語での電話対応なのか、英語のビジネスメールをうてるようになりたいのか、それとも英語でのプレゼンや交渉ができるようになりたいのかを考えて見ましょう。これらのリスト数はとりあえず多ければ多いほどよいでが目標はまず30個ほどつくります。この時の注意点は、分類や形式などにとらわれないということです。

  • 英語の電話対応
  • とっさでの道案内
  • 英語でのプレゼン・スピーチ
  • 英語のプレゼンをヒアリングできる
  • リスニングスキル

といった具合に、単語であったり文章であったりとにかくなりたい自分をイメージする言葉を30個羅列してみましょう。

つづいて、30個ほどのリストをカテゴリ分けをしていきます。上記の場合であれば電話対応とプレゼンのヒアリング・リスニングをひとかたまりにします。つまり、このグループは様々な状況における英語のヒアリングスキルを向上させたいという意図・無意識がみてとれます。大抵の場合であれば、スキルを軸にしてグループ分けができるのでやってみてください。もちろん、無理にグループ分けをする必要もありません。大切なことは自分が英語で何をしたいのかという行動を文章化・文字化することによって目的・目標を視覚化することです。

そしてカテゴライズが済んだら、それらのタスク・やりたいことをできそうな順番に並び替えてみましょう。

  1. とっさでの道案内
  2. 電話対応
  3. プレゼンのヒアリング

という順番ができます。これを英語学習におけるマイルストーンにしてみてはいかがでしょうか。かならず自分がもとめている自分になるためのマイルストーンがみえてくるはずです。

6.仕事に関連する英文資料の量を設定する

ビジネス英語といっても、業種業態によって使われる英語というのはかなり異なってきます。ITを専門に行っている事業使われている専門用語と、設計事務所などでつかわれている専門用語がことなるので、当然使われている英語も異なります。その為、各ビジネスに関連した英文資料や雑誌などを読み知識量を増やす意味でも、仕事に関連した英文資料・雑誌等の読む量を一つのマイルストーンとしてもよいでしょう。

サービス業であれば、サービス業にかんする英語の本をAmazonで取り寄せ読んでいくことで、より実践的な英語を学ぶこともできます。さらに、資料自体が実際の業務と関連していることであれば、自身の仕事でも役立つ情報を集めることができるはずです。また技術職であれば、新しい技術を英語学習の一貫で学びつつ実際の仕事でも活用できれば専門誌を英語で読むことで自分の時間を二倍にしていることと等しくなるはずです。

まず、毎週1回もしくは月に1冊の専門雑誌を英語で読むということを一つのマイルストーンにしてみてはいかがでしょう。あなたのプライベートな時間を二倍有意義にすることができるかもしれません。

7.英語のプレゼン時間を目安とする

英語でのプレゼンは、グローバル化されたビジネスシーンでは非常に重要なスキルの一つであるといえます。ビジネス英語を学ぶということは、この英語でのプレゼンが必要になってくるかと思います。そのためにもプレゼンを目標の一つとして設定する必要性がります。

しかし、プレゼンを英語でできる様になるという目標設定は非常にあいまいで達成感がありません。そこで重要なことが、まずは長時間英語でのプレゼンができるようになるかということを設定しておきましょう。最初は、5分のプレゼンから始まり30分、そして1時間のプレゼンができるように設定しておきましょう。1時間以上のプレゼンに慣れてきたら、次は1時間でプレゼンした内容を要約し、30分でまとめて話す訓練をしていきます。その後、15分・10分・5分・3分・1分と短くしていきましょう。そうすることで、よりシンプルに物事を伝える英語力をつけていくことができるはずです。

まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか。これからビジネス英語を始めるうえで参考にしていただけましたでしょうか。きっと、あなたのビジネス英語は今とても必要なもであるかと思いますが、再度目的・目標を明確にしてみましょう。そしてのの目標達成のためにはどのようなマイルストーン・KPIを設定して達成していかなければならないのでしょうか。

Testの点数・友人の数・単語の数・英語でできることの数・英語で読んだ文献数・プレゼン時間といった7つのマイルストーンはいずれも数値として把握できるほうが自分の進捗の距離感を測ることができよいかとおもいます。上記7つの目標設定の方法から、自分に合った目標設定を行い、最終的なビジネス英語を使えるようになるというゴールをしましょう。