Phrasal Verbs(句動詞)の意味と使い方|英会話で必須の表現をわかりやすく解説!

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英語を勉強していると、よく目にするのが phrasal verbs(句動詞)。「look up」「give up」「pick up」など、動詞と前置詞(または副詞)が組み合わさった表現です。

一見シンプルに見えますが、直訳すると意味がわかりにくく、初心者がつまずきやすいポイントでもあります。

この記事では、phrasal verbs の基本的な意味や使い方を整理し、日常会話でよく使うフレーズを例文付きで解説します。

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Phrasal Verbs(句動詞)とは?

Phrasal Verbs(句動詞) とは、「動詞」と「前置詞」や「副詞」が組み合わさって、新しい意味を持つ表現のことを指します。たとえば「give(与える)」と「up(上へ)」を組み合わせると、「give up=あきらめる」という、単語の直訳とは違う意味になります。このように、単語をそのまま訳しても理解しづらいのが句動詞の特徴です。

英会話の中では、句動詞はとてもよく使われます。例えば「look after(世話をする)」「pick up(拾う/迎えに行く/習得する)」のように、シンプルな動詞に前置詞を足すだけで、まったく新しい表現になります。そのため、単語ひとつずつの意味をつなげて考えるのではなく、「ひとまとまりのフレーズ」として覚えるのが上達の近道です。

Phrasal Verbsが重要な理由

英語学習において Phrasal Verbs(句動詞)を理解することは、とても大切です。なぜなら、ネイティブスピーカーは日常会話の中で句動詞を頻繁に使うからです。たとえば「start a journey(旅を始める)」という表現よりも、「set off」という句動詞を使う方が自然です。このように、シンプルで実用的な表現が会話のいたるところに登場します。

さらに、TOEICや英検といった資格試験でも句動詞はよく出題されます。「熟語問題」として問われることもあれば、リスニングパートでナチュラルに登場することもあります。つまり句動詞を知らないと、試験の点数だけでなく、実際のコミュニケーションでも理解が追いつかなくなる可能性があります。

また、句動詞を身につけることで「単語力+表現力」の幅が大きく広がります。例えば「visit」だけを知っていても、「drop by(ちょっと立ち寄る)」を覚えればニュアンスを変えて使えるようになります。こうした引き出しが増えることで、会話がより自然で豊かになるのです。

よく使う Phrasal Verbs 一覧と意味

Phrasal Verbs(句動詞)は数えきれないほど存在しますが、まずは日常会話や試験で特によく使われるものから覚えるのがおすすめです。以下に代表的な表現をまとめました。

動作・行動に関する Phrasal Verbs(Action & Movement)

Phrasal Verb意味
get up起きる
sit down座る
stand up立ち上がる
lie down横になる
run away逃げる
go out外出する
come in入ってくる
go back戻る
turn around振り向く
hurry up急ぐ
move on次へ進む
come back戻ってくる
set off出発する
get in乗る/入る
get out出る/降りる
take off離陸する/脱ぐ
put on着る/身につける
fall down倒れる/落ちる
break down故障する/壊れる
walk away立ち去る

感情・心理に関する Phrasal Verbs(Emotion & Mind)

Phrasal Verb意味
calm down落ち着く
cheer up元気づける/元気になる
break down泣き崩れる/取り乱す
freak outパニックになる/驚く
open up心を開く
shut down閉ざす/心を閉じる
give up諦める
hang on踏ん張る/頑張る
chill outリラックスする
look forward to楽しみにする
get over乗り越える/克服する
put up with我慢する
go through経験する/通り抜ける
hold on待つ/持ちこたえる
carry on続ける
break up(関係が)終わる
make up仲直りする/作り話をする
fall for惚れる/だまされる
let downがっかりさせる
turn off興味をなくさせる/嫌気がさす

仕事・勉強に関する Phrasal Verbs(Work & Study)

Phrasal Verb意味
look up調べる
hand in提出する
hand out配る
fill in記入する
go over見直す/確認する
figure out理解する/解決する
come up with思いつく
set up設定する/準備する
take over引き継ぐ
bring up話題に出す/育てる
write down書き留める
jot downメモする
carry out実行する
point out指摘する
back up支援する/データを保存する
follow up続けて確認する
log inログインする
shut down(PCなどを)終了する
sign up登録する
look into調査する

人間関係・コミュニケーションに関する Phrasal Verbs(Communication & Relationship)

Phrasal Verb意味
get along (with)仲良くする
get together集まる
catch up (with)近況を話す/追いつく
talk over話し合う
bring up話題に出す
cut off遮る/連絡を絶つ
speak upはっきり話す
keep in touch連絡を取り合う
run into偶然会う
turn down断る
go out (with)デートする/付き合う
split up別れる
call off中止する
look after世話をする
look up to尊敬する
look down on見下す
get back to返信する/後で連絡する
reach out働きかける/連絡を取る
sort out解決する/整理する
hang up電話を切る

生活・日常動作に関する Phrasal Verbs(Daily Life)

Phrasal Verb意味
turn on(電気・TVなどを)つける
turn off消す
clean up片づける/掃除する
throw away捨てる
pick up拾う/迎えに行く
drop off降ろす/寝落ちする
wake up目を覚ます
do up(服などを)留める/改装する
make up化粧する
try on試着する
cut down (on)減らす
work out運動する/うまくいく
put away片付ける
look after面倒を見る
go shopping買い物に行く
pay back返済する
save up貯金する
eat out外食する
stay up夜更かしする
hang out遊ぶ/時間を過ごす

英語上級者やネイティブがよく使う 少し珍しい・ニュアンス

上記で紹介した「よく使われる100個」以外にも、英語上級者やネイティブがよく使う 少し珍しい・ニュアンスのある phrasal verbs がたくさんあります。

以下にカテゴリ別に「珍しめのもの」をピックアップしました。

会話でよく出るけど教科書には載りにくい系

Phrasal Verb意味・ニュアンス
zone outぼーっとする、意識が飛ぶ(例:I totally zoned out in the meeting.)
freak out on (someone)キレる、取り乱す(例:She freaked out on me for being late.)
crack up大笑いする/笑いが止まらない(例:That joke cracked me up!)
space out注意が散る、ぼんやりする(例:Sorry, I spaced out for a sec.)
hit it off意気投合する(例:They really hit it off at the party.)
mess upやらかす、台無しにする(例:I messed up my presentation.)

ネイティブの日常で自然に出るもの

Phrasal Verb意味・使われ方
run by (someone)(案などを)一応確認する(例:Can I run this idea by you?)
check in on (someone)様子を見に行く/連絡を取る(例:I’ll check in on her later.)
touch base (with)軽く連絡を取る(例:Let’s touch base next week.)
be up to (something)~を企んでいる/やっている(例:What are you up to?)
hang in there踏ん張る、我慢する(例:Hang in there! You’re almost done!)
wind up結果的に~になる(例:We wound up staying all night.)

ネイティブが比喩的に使う系(ニュース・ビジネスでも登場)

Phrasal Verb意味・解説
boil down to要するに〜になる(例:It boils down to money.)
zero in on~に焦点を合わせる(例:Let’s zero in on the main issue.)
phase out徐々に廃止する(例:They plan to phase out old models.)
ramp up増やす、強化する(例:The company ramped up production.)
crack down on取り締まる(例:They’re cracking down on fraud.)
stem from~に由来する(例:His fear stems from childhood.)

SNSや会話で若者が使うスラング寄り

Phrasal Verb意味・ニュアンス
glow up垢抜ける(見た目・中身が成長する)
show off見せびらかす、自慢する
level upレベルアップする(ゲーム→日常比喩化)
hit up連絡する(例:Hit me up later!)
hook up(人と)つながる/恋愛的な関係を持つ
hang out with一緒に過ごす(例:I hang out with my friends.)

英語ニュース・ビジネスで見るフォーマル寄り

Phrasal Verb意味・解説
carry forward持ち越す/次に活かす(会計・計画で使用)
bring about引き起こす(フォーマルな「cause」)
set forth明示する/発表する(例:The plan was set forth by the CEO.)
lay out説明する/配置する(例:He laid out his vision clearly.)
step down辞任する(例:The minister stepped down.)
draw up(契約書などを)作成する

Phrasal Verbsを効率よく覚えるコツ

Phrasal Verbs は種類が多く、1つの表現に複数の意味があることもあるため、「覚えにくい」と感じる学習者も少なくありません。ですが、ちょっとした工夫を取り入れるだけで、効率よく覚えて定着させることができます。

3つの学習ポイント
  • カテゴリごとに整理
  • 例文とセットで覚える
  • シャドーイングで声に出す

カテゴリーごとに整理する

「移動に関する表現(go out, come back, set off)」や「感情に関する表現(cheer up, calm down, break down)」など、テーマごとにまとめると関連付けて覚えやすくなります。

例文でセットにして覚える

単語帳のように「意味だけ」を暗記するのではなく、例文ごと覚えるのが効果的です。例えば “pick up” なら「空港に迎えに行く」シーンをイメージしながら覚えると実際の会話で使いやすくなります。

シャドーイングで口に出す

ドラマや映画のセリフを真似して、声に出しながら練習するのもおすすめです。実際に口を動かすことで記憶に残りやすく、リスニング力・スピーキング力の両方が鍛えられます。

まとめ

Phrasal Verbs(句動詞)は、英語学習者にとって最初はとっつきにくいものですが、実は日常会話や試験で欠かせない重要な表現です。単語の意味を直訳するのではなく、「ひとまとまりのフレーズ」として意味を覚えることで、自然に使いこなせるようになります。

今回紹介した「give up」「pick up」「look after」などは、初心者でもすぐに使える基本的なものばかりです。表で整理し、例文と一緒に覚えたり、映画やドラマを使ってシャドーイングしたりすることで、効率的に学習できます。

まずは10個程度の基本的な句動詞から始め、日常会話や英語学習の中で繰り返し使ってみましょう。積み重ねるうちに、自然と語彙力と表現力が広がり、英語でのコミュニケーションがぐっと楽になります。

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