「小さいうちから英語を学ばせたほうがいいのかな?」「でも、どうやって子どもに教えればいいのだろう…」と悩んでいませんか?近年は小学校から英語教育が始まり、保護者としても「早めに準備してあげたい」という気持ちが強くなっている方が多いでしょう。しかし、いざ学ばせようとすると、子どもが飽きてしまったり、嫌がったりして続かない…そんな壁にぶつかることも少なくありません。
そこで今回は、子どもが楽しみながら自然に英語を身につけられる8つの方法をご紹介します。歌やゲーム、ロールプレイなど、家庭でも実践できる工夫ばかりです。「勉強」としてではなく「遊び」の延長線上で英語に触れられるようにしてあげることで、子どもは自信をつけ、自然と英語が身についていきます。
1. 歌で学習を楽しく
子どもにとって音楽は学びの大きなきっかけになります。特に幼児や小学生の時期は、意味がわからなくてもリズムやメロディに合わせて口ずさむだけで、自然と単語やフレーズが頭に入っていきます。大人が暗記しようと必死になるような表現も、子どもは歌を通じてスムーズに吸収してしまうのです。
例えば「ABCの歌」や「Head, Shoulders, Knees and Toes」など、動作を取り入れた歌は特におすすめです。歌に合わせて体を動かすことで、五感を使った学習につながり、より記憶に残りやすくなります。家庭でもYouTubeで英語の歌を流したり、知っている曲に簡単な英語の歌詞をのせてアレンジするだけで、遊び感覚で学習できます。
ポイントは「一緒に楽しむ」ことです。保護者も一緒に歌ったり体を動かすことで、子どもは英語を「楽しい時間」として記憶します。学びが習慣化しやすくなるうえに、親子のコミュニケーションも深まるので一石二鳥です。
2. 視覚的に語彙を伝える
子どもは「目で見たもの」から学ぶ力がとても強いです。文字だけで単語を覚えようとしても難しく感じますが、絵や写真と一緒に見せると、スッと理解できるようになります。例えば「apple」という単語を、ただ文字で教えるのではなく、りんごの絵や実物を見せながら伝えることで、単語とイメージが自然につながります。
家庭ではフラッシュカードや絵本を活用すると効果的です。さらに、子ども自身にイラストを描かせたり色を塗らせたりすることで、学習に主体的に参加できるようになります。「この色は何色?」「この動物は英語で何て言うのかな?」と問いかけながら一緒に楽しむことで、学習が遊びの延長になります。
重要なのは、正解をすぐに教えるのではなく「気づきを促す」ことです。子どもが絵を見て考えたり、自分で発音しようとしたりする時間を作ることで、理解がより深まり、記憶に残りやすくなります。
自分で読み聞かせするのは難しいという方はYoutube動画などを活用することをお勧めします。
3. 語呂合わせで覚える
子どもにとって、文法やスペルのルールは抽象的で分かりにくいものです。でも、ちょっとした語呂合わせやリズムをつけることで、驚くほどスムーズに覚えられるようになります。例えば英語圏では「i before e except after c(iの前にe。ただしcの後は例外)」といったフレーズがよく使われています。日本語でも「サザエさんの歌」に合わせて九九を覚えたりするように、子どもはリズムのある表現に強い親和性を持っています。
家庭でも、スペルやフレーズを覚えるときに独自の語呂合わせを作ってみましょう。例えば「because」は「Big Elephants Can Always Understand Small Elephants(大きな象はいつも小さな象を理解できる)」といった具合に、頭文字で物語風のフレーズを作ると、子どもは楽しみながら覚えてくれます。
保護者がオリジナルの語呂合わせを考えてあげてもいいですし、一緒に作るのもおすすめです。親子で「どんなフレーズにしたら面白いかな?」と話し合うことで、学習がクリエイティブな遊びに変わります。
Brown Bear,Brown Bear, What Do You See?はリズムをつけて子どもも読みやすくなっており、自分で発音しやすいことから子どもも進んで読むようになります。二歳から三歳くらいのお子さんにおすすめです。
4. レッスン中の会話を習慣に
英語の力を本当に伸ばすためには、「使う機会」を日常の中に取り入れることが大切です。子どもにとっては机に向かう勉強よりも、日常のやり取りの中で自然に英語を耳にしたり口にしたりするほうが、はるかに記憶に残ります。
例えば、毎日のルーティンに簡単な英語を加えてみましょう。朝のあいさつを「Good morning!」に変えてみたり、食事の前に「Let’s eat!」と言ったりするだけでも立派な学習になります。また、週末明けに「What did you do yesterday?」と声をかけてみると、子どもは英語で答えようと工夫し始めます。最初は単語だけでも十分です。
5. ゲームで盛り上げる
子どもにとって「遊び」と「学び」は切り離せないものです。大人は「勉強」と「遊び」を区別してしまいがちですが、子どもにとっては楽しい活動の中で自然に学んだことのほうがずっと定着しやすいのです。そのため、家庭学習に英語のゲームを取り入れるのはとても効果的な方法です。
例えば、定番の「20 Questions(20の質問ゲーム)」は、語彙を増やしながら質問力や推測力を育てることができます。また、「英語しりとり」や「サイモンセズ(Simon says)」、ジェスチャーゲームは、体を使って楽しめるので、小さな子どもでも夢中になれます。
大切なのは「勝ち負けよりも楽しむこと」。保護者も一緒に参加して、「すごい!」「もう一回やろう!」とポジティブな反応を見せることで、子どもは「英語は楽しい」と感じるようになります。遊び感覚で繰り返すうちに、気づけば新しい単語や表現が自然に身についていきます。
6. ロールプレイで体験学習
子どもは「ごっこ遊び」が大好きです。その特性を生かして、英語学習にロールプレイを取り入れると効果的です。例えば「お店屋さんごっこ」を英語でやってみると、自然に買い物のフレーズや表現が身につきます。
「How much is this?」「Here you are.」「Thank you!」といったやりとりは、遊びながら学べる実践的な英語です。
家庭では、帽子やぬいぐるみ、カードなどちょっとした小道具を使うだけで子どもの想像力は大きく広がります。役になりきることで「英語を話している」という意識よりも「遊んでいる」という感覚が強くなり、恥ずかしさや緊張もなくなります。
保護者が一緒に参加してあげると、さらに盛り上がります。たとえば「先生役」と「生徒役」を交代でやるだけでも、英語表現を楽しく復習できます。ロールプレイは単なる遊びに見えても、実際にはスピーキングの自信を養い、実用的な英語力につながる大切な学習法です。
動画のような感じでより実践的に、そして大人が一緒に本気で遊ぶと最高に楽しくなりますね。
7. 復習を欠かさない
子どもは吸収力が高い一方で、忘れるのもとても早いです。せっかく楽しく学んだ英語も、そのままにしておくと数日後には思い出せなくなってしまうことも珍しくありません。だからこそ「繰り返しの復習」が欠かせないのです。
復習といっても難しいことをする必要はありません。前回覚えた単語をもう一度カードで見せたり、昨日歌った歌を今日も一緒に歌ったりするだけで十分です。短い時間で構いませんが、「毎回のレッスンや遊びの前に少し復習する」という習慣を作ることが大切です。
なので、何回も何回もごっこ遊びをしたり、同じ本を何回も読んであげたりしてください。
8. 教室の外で学ぶ
英語学習は机の上だけで完結するものではありません。子どもにとっては、日常生活の中で「英語が実際に使える」ことを実感できると、学ぶモチベーションがぐっと高まります。そのため、家庭の外で英語に触れる機会をつくることも大切です。
例えば、散歩をしながら「What color is this flower?」と声をかけてみたり、スーパーで「Can you find an apple?」と英語で指示を出してみたりすると、子どもは楽しみながら身近な環境と英語を結びつけることができます。また、動物園や公園で見たものを英語で表現させるのもおすすめです。
大事なのは「学びの場を広げること」。教室やリビングに限らず、外で体験しながら英語を使うことで、子どもは「英語は生活の中で役立つものだ」と感じるようになります。これが学習の定着を助けるだけでなく、英語を使うことへの抵抗感を減らす効果にもつながります。
外にでて、お父さんやお母さんがこの動画のお姉さんのように楽しく英語で教えてくれたりすると英語もより親しみが持てますし、ゲーム要素を加えてスーパーでの買い物などの時に英語で「Appleをとってきて〜」とすると楽しく英単語を覚えていくことに繋がります。
まとめ
子どもに英語を教えるときに大切なのは、「楽しい」と感じられる環境をつくることです。歌やゲーム、ロールプレイといった遊びを通じて自然に英語に触れることで、子どもは勉強している感覚を持たずにスムーズに吸収していきます。また、視覚的な工夫や日常会話、教室の外での体験を取り入れることで、学びがより実生活に結びつき、使える英語へと育っていきます。
保護者にできる最大のサポートは、「一緒に楽しむ」ことです。正しい発音や文法よりも、まずは英語を使うことそのものを肯定し、繰り返し褒めてあげることが、子どものやる気と自信につながります。遊びと学びをバランスよく取り入れ、日常生活の中で英語に触れる習慣をつくることで、子どもは自然に英語を身につけていくでしょう。

