【楽天トップアパレルショップから探す】ネットショップの売上をあげる為のタネ

ネットショップの運営をしているが、なかなか売上が上がらずに困っている方は少なくないはずです。前回は楽天で売上をあげるためのつの方法【初級編】で売上改善の為の基本的なことを紹介しましたが、今回は競争が激しいアパレル業界の2017年度SOY受賞「souleberry」さんからネットショップの売上をあげる為のタネを探したいと思います。
soulberryさんを選んだ理由
ネットショップの業界でも食品や家具、家電、化粧品といった様々なジャンルがありますが、今回このショップさんを選んだ理由は三つあります。
楽天の2017年度SOY(Shop of the Year)を受賞されているということがあります。一番になるということは、ブランド力や資本力ももちろんあるかと思いますが何よりも日々他店と差別化をした結果だといえます。
二つ目が業界そのものが今一番伸びてきているからです。送料の値上がりが続き、荷物のコンパクト化が進む中でアパレルはもっとも優位になることから今続々とネットショップに新規参入している状況です。この高い競争率の中で売上を確率することが並大抵のことではありません。
三つ目の理由は、他の店舗よりも圧倒的に店舗が尖っており紹介できる情報(お宝)が盛りだくさんだと感じたからです。ネットショップで他業界だったとしても参考にしたいポイントが数多く存在します。
グローバルナビゲーションに隠された売上のタネ
早速、ネットショップを順番に上から見ていきましょう。ぱっと目につくのはスライドショーのバナー部分かもしれませんが、実はその上の部分にすでに売上のタネが撒かれています。
それはグローバルナビゲーション(メニューバー)です。
とにかくシンプルでわかりやすいということです。
この部分を以外に雑にしてしまったり、他社と同じにしてしまい結果的に煩雑なメニューとなりユーザーがわかりにくメニューになってしまいます。しかし、こちらではシンプルにPCでは4つとスマホでは三つ用意しています。
選択の心理というものがありますが、人は選択肢が多いと困ってしまい結果として離脱してしまう傾向にあります。シンプルにすることでユーザーは迷わずスムーズに目的の商品にたどり着くことができます。
メニューに隠された売上のタネ2
シンプルだけが全てはありません。実はここにはもっと大きなことが隠されています。それはユーザーの検索意図を先読みしたカテゴリわけがされているということです。
レディースファッションとうことで、ワンピース・トップス・インナー・ボトムス・シューズ・アウターと別れているのは当たり前かもしれませんが、ワンピースでもより細かくカテゴライズしております。
さらに、価格帯で探したい人・サイズから探したい人・色から探したいというユーザーの検索軸を広く考えられた上でサイトを設計していることが見受けられます。
余談ですが、このような設計は新規ユーザー向けというよりもリピートユーザー向けの設計であることが読み取れます。つまりこのサイトはリピート客を惹きつける対策をしているということになります!引き続き見ていきましょう。
サムネイルに施された魔法のタネ
このことには、多くの人が気づいたかもしれませんがココのサムネイル一味他とは違うことがわかりませんか?
おもわず!!!!と注目してしまうキャッチコピーが入っているのです。
これらのキャッチコピーは、ターゲットユーザーの気持ちに寄り添って作られています。「雨の日も私らしく歩こう」だったり「インしなくてもいーんです」と商品名ではなくユーザーが普段服を選ぶ時に考えている気持ちを文字にしているです。
結果として、そうそう!と思ったユーザーの目にとまっています。
もちろん、このやり方は店舗によってはブランディングの関係上、認められないかもしれません。しかし、自分である程度決定できるのであればサムネイルもこのような文言が入ったものをテストしてみてもいいのではないでしょうか。
リピーターを生み出すコンテンツのタネ
ほとんどsoulberryさんを比較しようとするとこのコンテンツに目がいってしまうほどですが、このチャンネルコンテンツはリピーター作りや外部SEO的な部分としても役立っているはずです。
こちらのようなコンテンツは、楽天でもいいのですができれば自社サイトを持っているようであればそちらのみに活用することをオススメします。理由としては様々なですが、基本SEO的にと思っていただければ十分です。
ただ、なかなか人材的余裕がないとこのようなコンテンツをつくることは難しいのが現状ではないでしょう。であれば、一つ一つの商品ページをこのようなコンテンツとして作り込んでいくのも良いかもしれません。
モバイルファーストのタネ

今、ユーザーはほとんどスマホからの購入がほとんどです。つまりGoogleではありませんがネットショップもモバイルファースト仕様にしていかなければなりません。
といっても別にスマホ用サイトをGoldで作り込みなさいという話ではありません。スマホサイズで見やすい文字と作りにするということです。
上記のサムネイルに書かれている文字のサイズは非常に読みやすいサイズになっています。さらに楽天ではサムネイル部分に20枚の画像を入れられることを活かし書きの2枚目になっています。

サムネイルからのキャッチコピーの続きのような形で、ストーリーが続いています。イラストを書いて可愛くしてくのもいいですがこのようにユーザーがおもわずウンウンと読み進めてしまうような工夫がされています。
自店舗でも同じように、どのような状況であなたの商品がのぞまれて購入に至るかを想像してみてください。そのイメージをそのまま形にしているのがこのサムネイル
まとめ
とにかくsouleberryさんのサイトは参考にする価値があります。アパレルでなくとも参考にしたいものです。多くのタネがまだまだ沢山このサイトには埋まっていますが、ここで掘り起こすのをやめておきます。(もっと知りたい方は・・・Want2のFacebookアカウントまで連絡ください。)みなさんの店舗運営の参考になりましたでしょうか。メニューの作りやサムネイルの作り、そしてキャッチコピーなどなど多岐にわたって売上のタネが撒かれています。しかし、このタネを生み出しているのは、
購入してくれるお客様を思う「おもてなしの心」から生まれています。
ぜひみなさんも、お客様によりそったサイト作りにチャレンジしていってみてください。もちろんこのsoulberryさんではデザイナーさんやエンジニアのかたがかなりレベルが高いことが見て取れますが、なによりもレベルが高いのはこのサイトを設計しているディレクターさんであり企画をしているマーケッターの方ではないでしょうか。運営者一人からでもお客様に寄り添ったサイト設計をすることが売上拡大の為の次のいってになるはずです。