楽天で売上をあげるための方法【基礎編】

楽天で売上をあげるための方法【基礎編】

楽天に出店しても、なかなか売上をあげられないと思っている出店してまもない方にお伝えする基本的な売上をあげるための手順についてご紹介いたします。楽天大学に通わずとも、まずは自分でなんとかするためにここでのことを実践してください。かならずあなたの店舗の売上をあげる手助けになるはずです。

売上の公式「売上=アクセス人数×転換率×平均単価」

とにかく、売上の公式を理解するということです。アクセス人数と転換率、平均単価これらの数値をどれか一つでも改善・あげることができれば確実に売上をあげることができるということです。

しかし、算数の公式とは違い簡単に数値をいじることが難しいことはすでにご存知かと思います。ではどうやってこの数値を改善していくのかを具体的に見ていきましょう。

平均単価からみる改善商品群の洗い出し

手っ取り早く売上をあげたいという方は、この平均単価をあげるということです。平均単価をあげるというのは、値上げをするということではなくできるだけ単価の高い商品を販売していくということです。

自社でよく売れている商品群の単価+1000円前後の商品をまずは、リスト化してみましょう。売れている商品群をA商品、そしてリスト化した商品群をB商品とします。このA商品よりもB商品を販売することができれば平均単価をアップすることが可能です。

つづいては、このB商品の売上をあげるための手順についてご紹介していきます。

A商品とB商品のアクセス数を比較する

まずは、それぞれのアクセス人数を月間で比較してみてください。この比較によって以下の手順が異なってきます。

  • A商品の方がアクセス人数が多い
  • B商品の方がアクセス人数が多い(もしくは同じくらい)

大抵の場合が一番面のケースであることが多いかと思いますが、まれに2番目になるケースがあります。この場合はすぐに売上アップをすることができます!!!

A商品のアクセスが多い場合

B商品の売上を増やしたいので、下記の方法でアクセスを増やすことが可能です。

  • B商品への導線を増やす
  • B商品の検索対策を行う
  • B商品の広告を出稿する(ECCにご相談ください)

以上の3点の方法があります。

導線を増やす

導線を増やすということは、流入する経路を増やすという意味です。つまりどのページにランディングしてもB商品にたどり着くためのリンクが貼られているということです。

具体的な方法としては、まず各商品ページの関連商品リンクの中にB商品を追加しましょう。そうすることでそれぞれのページにランディングした訪問者をB商品へ誘導することができるのでB商品のページのアクセスを増やすことができます。

もう一つの導線を増やす方法はトップページに商品バナーを貼るということです。ランディングした訪問者がトップページに移動する場合はかなり高いと言えます。その訪問者をB商品へ誘導するためのものとしてトップにリンクをはります。スマホページであれば、メニュー表示にバナーをはる方法もありますので試して見ましょう。

最後にA商品など人気の商品群でB商品の簡単な説明をリンクを多めにはる方法です。ただしこの方法はA商品の転換率を下げる可能性があるのであまりおすすめはできません。あくまでの方法の一つとして認識しておいてください。

検索対策を行う

検索対策としては、二つ方法があります。一つはキーワード対策、もう一つはサムネイル対策です。

キーワード対策としては、商品名やキャッチコピーなどを変更し楽天の検索で見つけられやすくする方法です。いわゆるSEO対策というものです。楽天でのSEO対策は皆無という声をよく耳にしますが、キーワードを最適化するのは大切なことです。

サムネイル対策とは、検索で表示された時のクリック率を高めてくれる方法です。残念ながら楽天RMSでは商品ごとのCTR(クリック率)を確認することができません。そこで、ターゲットキーワードで検索上位にきている商品群のサムネイルを参考に自社のB商品群のサムネイルを変更してみましょう。

B商品のアクセスが多い場合

この場合は、B商品の転換率がA商品よりも低いはずです。転換率が引くものを改善する場合は商品ページそのものを改善する必要があります。

転換率が低いということは、商品ページにはアクセスしたが購入にまで至らなかったということです。なぜ購入に至らなかったのでしょうか。それは訪問者の希望する商品ではなかったか、商品の良さを伝えきれてなかったという可能性があります。

この転換率を改善する方法として以下の三つがございます。

  • 情報量の追加
  • 訴求ポイントの見直し
  • ページ構成の見直し

情報量の追加

情報量が少ないページというものは、お客にとって不安しかあたえません。たとえクチコミが多かったとしてもよほどの知名度のある商品でなければ購入するまでには至りません。まずは商品の情報量を多く追加していきましょう。

仕入れ商品で情報量が少ない場合の対策としては、販売者が実際に商品を使って見た感想や使用感を写真を通じて紹介するようにしてみましょう。ときには購入者からのレビューなどを参考に情報を追加することも大切です。

訴求ポイントの見直し

販売者の訴求ポイントと、訪問者が求めているポイントと異なる場合があります。例えばデザイン性を強く強調していたとしても、購入者は価格や使い心地についてもっと知りたい可能性があります。

まずは訴求ポイントが一つしか表示されていない場合は、さまざまな角度からの訴求ポイントをページに掲載していきましょう。

ページ構成の見直し

商品情報はそれなりにあり、訴求ポイントも幅広く掲載している場合にはこのページ構成を見直して見ましょう。

見直し方法としては、競合サイトやベンチマークしている競合のサイトのサイト構成をみていきましょう。きっとあなたとの商品ページと違いがあるはずです。