地方の蔵元へのインバウンド顧客・観光客からリピーター・ファンづくりの方法

地方の蔵元へのインバウンド顧客・観光客からリピーター・ファンづくりの方法

インバウンド観光客が今日本政府の施策などもあり爆発的に伸びてきています。このインバウンド観光客を一見のお客さんにするのも、リピートしてくれるお得様にするのもすべてお店の対応しだいです。そして今回は蔵元がインバウンド観光客や観光客からリピーター・ファンにする方法についてご紹介したいともいます。

「次もまた来たい!」というきっかけを作る仕掛け

インバウンド観光客のお客様というのは、相手の立場から考えると海外旅行なわけですがそうなんどもリピートするというのは一般の感覚では難しいところです。ですが、2度目の訪問をしてくれたお客様がいればリピートとも言えるのではないでしょうか。

まず蔵元がインバウンドのお客様にリピーター担ってもらう方法ですが一番大切なのは「また次くるきっかけをつくる」ということです。

よくある方法が、相手が訪問した時に日本酒や焼酎などの原材料の準備だったり可能であれば仕込みなど簡単な手順のところを手伝ってもらいます。そして、その仕込みのお酒ができる時期というのはいつということを伝え訪問を促す方法です。

これない方がほとんどだと思いますが、その場合にはプレゼントの意味でお客様一人一人に海外発送をします。

SNSでの拡散を促す施策

同時にSNSなどでの情報をつねに発信し、蔵元の入り口などこられた方が思い出としてフォローしやすい仕掛け作りを出入り口にする、もしくはお買い物の同梱チラシにアクセスのQRコードを入れておくのも良いでしょう。

日本語でのツイートでもいいですし、インスタグラムであれば写真ですので言語を気にせずアップをすることができます。

ツイッターなどで訪問したお客様をアップしても良いという許可をもらえればアップして共有していきましょう。そして、発信する内容としては訪問してくれた一人一人に対して話しかけるようなツイートでもいいかと思います。可能であればその国の言語でお礼の言葉などを伝えるといいかもしれません。

再訪問や突然訪問しやすいホスピタリティ

再訪問をするインバウンドの方はもちろんのこと、突然のお客様や口コミのお客様が訪問しやすいホスピタリティが必要です。具体的にすることは2つです。

  • Googleマイビジネスの登録
  • 多言語でのホームページ作成

最低限この二つを用意しておくことをお勧めします。Googleマイビジネスを登録しておけば営業時間の設定もすることができ地図表示などからも訪問がしやすくなります。

海外旅行を自分たちがすることを考えてもらえるといいかもしれませんが、気になっている訪問先のホームページが日本語で情報が書かれていれば安心して訪問することができるはずです。多言語対応に関しては、来訪してくれる方々の傾向から決めるとよいですが最低限、英語は設定しておきたいところです。

情報の定期的な発信

ホームページやSNSの設定までも大変かもしれませんが、インバウンドに限らずリピーターやファンをつくるためには定期的な発信が必要です。情報を更新するための人員を設定し常に業務として更新してもらいましょう。

定期的な情報更新が相手に安心感と親近感を与えてくれることは間違いありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。次来たいと思わせるきっかけづくりからSNSの発信方法、Googleマイビジネスやホームページの作成などあたりまえのことかと思われるかと思いますが、一番大切なことが定期的にこれらの情報を更新するということです。つくって終わりだと結局情報は埋もれてしまい、あなたの蔵元情報がみて欲しい人に届きません。

まずホームページをつくるというのは難しいと思いますのでSNSを使って情報を発信・受信できるようにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。