CTRとは?知らないともったいないブログ運営に外せない考え方
こんにちはWant2Studyのケイです。
今回は、SEOやリスティング広告にもっとも重要な「CTR」という用語についてご説明したいと思います。ちなみにCTRとは、
CTRとは、Click Through Ratio クリック率のことになります。
なんとなくクリック率といわれると、高い方がアクセスが集まるからいいんだよねということは理解できます。
しかし、正直だから?何?
というこで今回はCTRがなぜ重要なのかということと、CTRをあげるテクニックについてご紹介したいと思います。
そもそもCTRってどういう計算式?
CTRって結局どういった計算式なのかというとズバリこれになります。
つまりGoogle検索結果に表示されたうちどれくらいの割合でクリックされたのかという数値です。
Google検索結果における表示回数という部分は、インプレッション(imp)とも言われます。ではこの数値が高いと一体どうなるのでしょうか?なんとなくいいということがわかりますがSEO的にどうなのでしょうか?
CTRが高いと結局SEO的にいいことがある
CTRは、Googleの検索アルゴリズムであるSEO評価の一部としても利用されている数値であると言われています。
Google検索順位を決定するGoogle bot(Googleのロボット)は、新規のWebページにおいての評価をくだす基準の一つとして、CTRをみています。
検索キーワードに対するマッチ度を測るためです。
Googleはユーザーが検索でもとめている答えをすぐに見つけやすいようにするために日々改善されています。
つまり「CTRが高い=キーワードとのマッチ度が高い」
と仮説がたてらています。結果下記の現象がGoogle検索ないで起こります。
CTRが高い→検索順位があがる→表示回数が増える→CTRが●●
CTRが高いと検索順位が一時的に少し上げられます。検索順位があがると必然的に表示回数も上昇します。
そして母数が上がると、単純にCTRは下がる傾向にあります。
しかし、ここでCTRがあまり下がらないむしろ上がる傾向になればさらに順位があがります。(※もちろんCTRだけでなく、直帰率や回遊率などの数値と複合的に判断されます)
つまりCTRが高いとサイトのクオリティが高いと判断される傾向にあるということです。
CTRという数値にまどわされない!騙されない!
一方で気をつけておきたいことはCTRという数値に踊らされないことです。
CTRの計算式は「CTR=Click/imp」ですので単純に表示回数が少ないインデックス(グーグルに登録)された初期の段階であればCTRは高いはずです。
例えば10回表示されたうち1回でもクリックされるとCTRは10%となります。
しかし、この10%と1000回表示されたうちの10回クリックされるとは限りません。たまたまの可能性が初期段階は強いはずです。
CTRに関わる2つの要素とは
CTRはサイト構築において下記の2つの要素が重要となってきます。
Googleの検索結果に表示されるのは、赤枠の部分になるかと思います。ここに表示されるのが、基本的に3つです。(商品ページやレシピページなどであれば、写真や評価や価格なども入ります)
ブログやメディアの記事であれば、記事のタイトルとサイトディレクトリ、そしてディスクリプションの3つの要素が表示されます。
記事のタイトルについては説明を省略し、他の2つについて簡単に紹介します。
まずサイトのディレクトリとは、サイトにおける階層構造なのですがブログでいうところの記事のカテゴリのことです。
続いてディスクリプションは、ブログの書き出しの部分です。
正確いうと少しちがいますが、メタ情報を修正していないサイトは基本的に記事の書き出し部分が表示されます。TOPページにおいてはカテゴリなどが表示される場合があります。
CTRをあげる3つの手順
それでは実際にCTRをあげるために行う方法を具体的に3つ上げていきたいと思います。
CTRをあげる手順1:タイトルを相手の疑問によせる
タイトルはCTRをあげるための重要なポイントは、ターゲットキーワードによせることも大切ですが、まずは自分のブログを読んで欲しいユーザーの疑問に答えるようなタイトルが好まれます。
サイトを構成するときに重要なポイントとしてブログのターゲット読者(ペルソナ)を設定するかと思います。
この読者が抱えている疑問や悩みによりそったタイトルをつけることで、クリック率はあがります。
この記事の場合は、ブログを運営している人にとってCTRって何?となんで重要なの?という疑問に合わせた形をそのままタイトルにしています。
タイトルをつける方法はいろいろ他の記事でも紹介していますが、まずはこの疑問・不安に寄り添うことが大切です。
CTRをあげる手順2:相手の検索意図を考える
次にCTRをあげる手順として、相手の検索意図を考えるということです。
検索意図とは、検索する目的とも言い換えられます。
先ほどの読んで欲しい読者が、どのような目的でキーワードを検索するのかを考えてみてください。
例えば、「CTRとは?」で検索する相手の検索意図とはなんでしょうか?
CTRの言葉の意味や、SEOとの関連性、CTRを知ることによるメリット・デメリットを知りたいというものが検索意図になるかと思います。
「とは?」系の場合は、簡単でその言葉の意味や言葉の使われ方、さらには活用方法について知りたいということが検索意図にあたります。
このように検索意図とは、検索する目的であり検索する先にどのような答えを求めているのかを考えるのが重要です。
CTRをあげる手順3:ディスクリプションに検索意図に対する答えの一部を表示
検索意図がわかったら、最後にディスクリプション部分に検索意図に対する回答の一部を表示させることが大切です。
ディスクリプションの書き方については上記の関連記事について明記してあるかとおもいますのでそちらを参考にしてください。
ディスクリプションに検索意図に対する回答の一部とは、心理学的にいうところの「チラ見せ」効果にあたります。
「おっ!これは自分が求めている答えなのかもしれない!」
と検索してタイトルとそれに対するディスクリプションをみて人は判断します。