楽天で広告を使わずに売上30万円以上を目指すための8つの実践テクニック

楽天で広告を使わずに売上30万円以上を目指すための8つの実践テクニック

ネットショップの運用を会社に任され、見よう見まねでなんとか一人事業部で月に売上30万円を出せるようになってきた方に質問です。これから先にどんなことをしていけば売上を伸ばしていけるでしょうか。もし、この質問に対して明確な答えがある方は、この先の記事は読む必要はないかもしれません。もし、売上が30万からさきなかなか突き抜けないでいるので困っているという方であれば是非一度これからお伝えするテクニックを実践してみてください。きっと100万円くらいまでは意外と簡単に達成するはずです。

売れてる店舗を模倣するテクニック

まずは売れている店舗の真似をしていきましょうと、担当のECCから指導されたりします。ですが、具体的な真似を指導できるECCはほとんどいないといってもいいでしょう。というのもECCが指導してくるのは、とても今の自分たちが真似できないテクニックばかりを真似しようと提案してくるからです。人材も商品力も、それこそ資金力もないからこそ30万の売上しか立たないという事実をECC担当者は考えることが難しいのでしょう。

ここで紹介するできるテクニックは、まずもって今からでも真似できるテクニックですので今からでも明日からでも実践して見てください。それでは、早速紹介していきましょう。

売れている店舗が使っている商品キーワードを拾い集める

楽天のお客様がどこからあなたの店舗にたどり着くかを考えて見ましょう。メルマガから?それとも広告から?それともグーグル検索からでしょうか?

あなたのRMSのダッシュボードから「データ分析>アクセス分析>参照元サイト」とみていただけるとどのような経路を辿ってあなたの商品ページにたどり着いたのかを教えてくれています。このほとんどが楽天サーチという検索から辿ってあなたのページにたどり着いているというわけです。つまり、楽天サーチからあなたのページにたどり着くために検索上位表示されなくてはいけないということです。

では、自社サイトにアクセスをあつめるためにもまずは、参考にしたい店舗の商品がどのようなキーワードを商品名やキャッチコピーに利用しているのかを調べてみましょう。ポイントは、取り扱っている商品のカテゴリや固有名称だけではないその他のキーワードを確認することがポイントです。

サジェストキーワードから確認する

例えば、”明太子”というキーワードで検索上位を獲得したいと考えた時に、明太子と入力します。その後、スペースキーを入れると上記のようにサジェストキーワードが表示されます。この場合であれば、訳ありというキーワードがメーカー名に関わらず入力することが可能です。訳あり商品があった場合には、訳ありというキーワードを商品名に入力することが大切です。しかし、これだけではまだ他の競合に叶わない可能性が高いのです。では、他にどのようなことをしてキーワードの優位性を高める方法があるかを考えて見ましょう。

ターゲットキーワードで上位の商品ページのキーワードを調べてみる

ターゲットキーワードで上位表示されているページを開き、Command+FもしくはCtrl+Fを押して、ターゲットとするキーワードがどれくらいの数ページ上に表示されているのを確認してみましょう。明太子の場合であれば、上位表示されているページでは平均して70前後の”明太子”というキーワードが挿入されていることがわかりました。それを踏まえ、自社ページにおいてどれくらいのターゲットキーワードが入っているのかを確認しておきましょう。

注意点としては、ターゲットキーワード数を増やす目的で闇雲に文字数を増やすことは推奨しておりません。あくまでも意味のある表示方法でターゲットキーワード数をページ内に増やすようにしましょう。

ターゲットキーワードの共起語を探す

共起(きょうき)は、ある単語がある文章(または文)中に出たとき、その文章(文)中に別の限られた単語が頻繁に出現すること。

Wiki

共起と検索すると、上記のようにWikiで表示されています。つまりターゲットキーワードの共起語を調べて見ましょう。頻繁に表示されている共起語を楽天内で調べて見ましょう。もちろんGoogle検索でも使われている共起語を探して見ましょう。探す方法としては代表的な方法が二つあります。一つはツールを利用する方法です。共起語検索ツールがあります。

このような形で表示されます。ここで確認できるの言葉として、”たらこ”というワードや”レシピ”というワードがあります。このワードを入力できるよう商品名・キャッチコピー・商品ページで入力できないかどうか検討してみましょう。優先順位としては、商品名>キャッチコピー>商品ページ内で検討していきましょう。楽天サーチのアルゴリズムは公開されていませんが、今のところこの順位での影響力が高いという結果がでておりますので実践してみましょう。

サムネイル写真のレイアウトを参考にする

次に店舗のサムネイル写真を全て集めてみます。そうすることで、サムネイルの規則性がみえてきます。よく、これらのサムネイルが似ているからといって自分独自の感性でサムネイルを作っている店舗をみかけます。サムネイルが似通っているという理由は、それらが売れるから似通っているのです。もちろん、店舗上位店の争いになってくると競合店舗との違いを出そうとする店舗さんもいますがます100万未満の店舗はサムネイルの真似をしてみましょう。

とくにポイントは、サムネイルのどこに商品名やキャッチコピーなどが、どれくらいのサイズで、どのような色で書かれているのを見ることです。

商品ページ構成を確認する

つづいて、商品ページにうつりますがここでも注意する点としては、真似する大型店舗のデザインをそのまま真似ようとは思わないでください。大手にはデザイナーとよばれるページを専門につくる人間が複数存在します。まだ店舗責任者一人であるお店ではとても同じクオリティをだすことは、経験者でなければほぼ不可能です。業者に依頼していれば別ですが・・・・

ここでポイントは、商品ページの構成を確認するということです。構成というのは、商品ページの上から順番にどのような内容・情報がのっているのかを確認するということです。

大抵の場合がまずは、受賞履歴やランキング1位獲得!!!といった実績を載せているところが多く存在します。この情報はページに訪問した人に安心感を与えます。もし楽天の受賞歴やランクインの経験がなかったとしても、地元の品評会で金賞を取得したであったり評価されたものがあれば掲載するようにします。なければないでも問題ありません。

次は商品を購入をすることで、解決することや変わることなどの購入メリットを伝えています。健康食品であれば、どのような症状にたいして良いかを伝えています。化粧品であれば、解決したい問題が軽減することを伝えています。(※健康食品や化粧品にかんしては、薬事法のからみで伝えたいことをストレートに言えないのでどのような言い回しがあるのかも確認しましょう。)

商品ページの関連商品群をチェク

続いては、商品ページの下層部分をチェックしてみましょう。きっと関連商品へと続く導線が用意されているかと思います。楽天側が用意している関連商品ではなく自身でHTML等を利用して作成するものになりますので、知識がないので難しいというかたは業者にフォーマットの作成だけでも以来してみましょう。簡単なソースコードですので制作費用はそれほどかからないはずです。あとはソースができれば写真画像を用意し情報を商品分類ごとにアップしていきましょう。

関連商品をできるだけ多く設置することで、一旦流入してきたお客様を逃す可能性を減らすことができます。とくに売れ筋商品がれば、そのページから他に類似する商品や関連して販売できそうなものがあれなリンクやバナーを設置しお客様のサイト内回遊率を高めましょう。結果全体的なアクセスがあがり、売上の可能性や検索ランキングでも上位浮上する可能性が高まるはずです。

カテゴリーを比較してみよう

同じ商品群を取り扱っている店舗でも、多少カテゴライズの方法が異なっている場合があります。例えばクリスタルガイザーを取り扱っている店舗を例にとって見て見ましょう。商品ページのトップあたりにあるパンくず情報を確認してみます。すると、下記のように同じ水でもあるにかかわらずカテゴリライズが異なっています。

お客様がどのような目的から商品を購入したいかを、それぞれが考えた結果このような差がうまれています。上記のサンプルであれば、水を購入する人はブランドから探す人もいれ水の硬度から探す人がいるかもしれません。このようにどのような角度からでも問題ないように人々の検索軸でカテゴリライズすることでアクセス数アップを狙っています。

商品を実際に購入してみよう

ある程度、人気店の情報をサイトから入手し真似たところで次は実際に購入してみましょう。そうすることで、自社ではやっていない売れる仕掛けをしているはずです。

購入してすぐのサンクスメールをチェック

購入して返信がくるサンクスメールの送信タイミングと内容を確認してみましょう。大抵の場合は、自分たちがおこなっているような文章よりもはるかに長い文章で色々と書いてあることに気がつくはずです。大手は大抵これらのサンクスメールをシステムで自動返信等を行なっている場合がありますが、まだシステムを導入していない場合であれば手作業で定型文を作り込み一件、一件丁寧に返事をしていきましょう。きっとあなたの思いが購入者にも届くはずです。

届いた荷物の包装や同梱物などを確認しておきましょう

基本的に、ショッピングモールの荷物に同梱物などは禁止とありますが、お手紙の一つ程度は入っている場合があります。どのような使い方をするのか、美味しい食べ方飲み方はどのような方法かを明記したものが入っています。もし、同梱物が何も入っていなかっとしても包装などを自社の発送物と比較してみましょう。きっとここにも違いがあるはずです。

メルマガを定期購読

商品購入後にフォローメールが入る場合がありますが、メルマガも購入時に一緒に登録しておきましょう。定期的に送られてくるメルマガの内容を確認しますが、ここでの比較ポイントは話の流れです。書き手によっては事務的になっている場合もあれば、店長の独自性をだしたメルマガやHTMLであったりと様々です。これらの文章構成から紹介している商品の規則性を探してみましょう。

一見すると、何気ないメルマガと思うかもしれませんが大抵の場合、ルールが存在します。店長のキャラクターを押し出す場合であれば、店長のプライベートな話題からはじまり季節的な商品紹介、もしくは冒頭の話題に関連する商材へと繋がる文章構成になっているはずです。自社商品の文章構成が難しい、メルマガが恥ずかしいと思う方は最初は事務的な文章からでもいいですので初めてみましょう。

まとめ

あなたの店舗運営にとって、明日から使えるテクニックはありましたでしょうか。とくに商品ページを比較するポイントは今からでも明日からでも実践してもらえるのではないでしょうか。

  • 商品におけるキーワード比較
  • キーワードに対する検索結果サムネイルの比較
  • 商品ページの情報比較と構成の比較
  • フィッター部分の関連商材数の比較
  • 分類カテゴリーの比較
  • サンクスメールの時間と内容を比較
  • 同梱物や包装方法の比較
  • メルマガの頻度と内容を比較

以上八つの比較をし、足りないと感じる部分があれば自社サイトで実践していくことが大切です。以上の比較ポイントを認識し常に改善を繰り返していけば売上月100万程度であればすぐに獲得することが可能です。もちろん単価が高い場合であればもっと高い数字をいっきに目指すことができるのではないでしょうか。まずは売れている店舗を観察しておきましょう。