Instagramのブランディングするために必要な投稿方法は同じテーマとシンメトリー

Instagramのブランディングするために必要な投稿方法は同じテーマとシンメトリー

2017年の流行語ではインスタ映えという流行語が話題となり、その後インスタはある程度落ち着きを見せてきていますが、それでもまだまだマーケティングツールとして有効な手段として利用されています。インフルエンサーとなるため、様々な方法でフォロワーを集めようと企業だけでなく一般ユーザーも日々の投稿を工夫しています。今回は、一般ユーザーから芸能人をもしのぐインフルエンサーになった2アカウントのからインフルエンサーになるためのヒントを模索したいと思います。

国内のトップインフルエンサーの共通項とは

まず、はじめに国内のトップインフルエンサーと言われるほとんどの人はメディアで名前や顔が知られているいわゆる芸能人が上位を占めているのが現状です。

Instagram 人気ランキング

こちらではインスタグラムでの上位のユーザーを表示していますが、日本国内での上位はほとんどが芸能人もしくは大企業の公式アカウントです。一方でWebサービスの公式アカウントなどがあります。

トップインスタグラマーとして有名な渡辺直美さんは不動の一位と言えます。しかし一般のユーザーであればここを目指す必要はなく、トップ1000位にはランクインしたいところではあります。

では実際に一般ユーザーとしてランクインしたインフルエンサーに着目していきたいとおもいます。

国内ランキング149位のbonpon511

60代の老父婦のアカウントbonpon511です。Instagramユーザーであれば、ほとんどの人が知っているかもしれませんが、bonとponのセカンドライフではじめたインスタグラムのアカウントです。

仲睦まじい二人のルックスと可愛らしいファッションが話題をよび本を発売するまでになっている状況です。

もし、今回はじめて二人を知ったという人がいれば、ぜひみてみてください。本当に二人が白髪でペアルックに近い服装で並んでいる写真がまるでマスコットのように可愛らしい投稿であふれています。

国内ランキング257位のmatsuko0621

りんか&あんな」でおなじみのインスタグラムアカウントです。同世代の子供をもつ母親から絶大な人気をほこっており今では多くの子供服ブランドからのオファーがあり、実際に子供服売り場にいくと彼女たちの等身大パノラマがあるほど人気のアカウントです。

投稿内容は、双子のペアルックファッションや日常での出来事を綴っているものになります。最近ではインフルエンサーとしての投稿が多いような感じを受けますが、公式ラインスタンプなども出るくらいキャラクターが立っている二人組です。

国内1000位以内の一般ユーザの共有事項

基本的にアイドルを目指す女性のスナップショットやオフショット、セクシーショットなどが目立ちます。ほかには共感を得られるようなイラストを投稿しているイラスト・漫画などがランクインしています。

一芸に秀でている人たちのランクインアカウントに関しては、模倣することが難しいのが現状です。なかでも男性インスタグラマーで女性インスタグラマーのようなセクシーショットをしたとしても余程のイケメンでないと自己満足程度に終わってしまう可能性があります。

漫画やイラストに関しても、いまから一般ユーザーが真似することは至難の業です。ですので今回はこれらのユーザーに関しての分析はあえて触れないでおこうとおもいます。

bonpon511とmatsuko0621の共有事項

共有事項から、今後のインスタ投稿のヒントをみつけていこうとおもいますが・・・すでにお気づきの方も多いかと思いますが、

  • 二人であるということ
  • ペアルックであること

この二つがもっとも共有しているということではないでしょうか。シンメトリーのような二人の存在が「調和=和」の精神をもっている日本人に安心感を与え好まれているということだと考えます。

実際に二つのアカウント投稿は、現在の投稿は当初の投稿と比べ比較的統一され立ち位置も同じであることがほとんどです。毎回の投稿を同じにすることはロゴマークをブランディングしたい商品に配置するのと同じ考えです。

はじめは意外とバラバラだったbonponの投稿

今でこそ統一された投稿がされているbonponの投稿写真ですが、インスタグラムを始めた当初は以外と二人の記念撮影からスタートしています。

しかしスポンサーが入り、ブランディングマーケッター・ディレクターが間にはいったことで下記のような最新の投稿に修正されているようです。

上下の投稿を見比べて違いにお気づきでしょうか。

上の写真に関しては、写真のアングルや二人の立ち位置、構図も様々です。一方でしたの投稿自体は立ち位置も向かって左側が旦那様のbonで右側が妻のponさんとなり、構図も中央に並ぶ形になっています。

デザイン的な観点からすると、このような構図や配置がデザイン的な調和を生み出し、よりブランディングとしての効果を発揮するのです。

双子のアングルはつねに調和がとれている

一方でりんか&あんなの方は、双子という強みを生かしておりペアルックにするだけで、構図やアングルのバランスが自動補正されています。

一時期、金さん銀さんという100才の双子姉妹が昭和に話題となりましたが、それと同様に双子は並ぶだけで基本デザインとしての調和が成り立ちます。

そこに金さん銀さんのように話題のエッセンスである双子で100歳や、りんか&あんなのように丸メガネパッツンというものがキャラクター化されやすく調和を好む日本人には好かれる傾向にあるのではないでしょうか。

まとめ

bonponさんやりんかあんなさんの投稿分析は今後のインスタグラム投稿の参考になりましたでしょうか。まとめますと

  • 構図やアングルなど何か一つでも統一性のある写真に絞るということ
  • シンメトリーを意識した投稿(比較や色違いなど)

このたった二つのことからまずはじめてみてはいかがでしょうか。デザイン的に統一をはかることができブランディングをおこなうことがきっとできるはずです。

自社サイトの商品を販売する目的のアカウントはもちろんのことや、個人のインスタグラムの投稿は比較写真などのビフォアアフターの写真を、一つの写真になるように加工して定期的に更新し、同じテーマで投稿し続けることできっとフォロワーは増えてくるはずです。